自閉症とは?

自閉症というのは誤解の多い精神障害の一つです。
自ら心を閉ざし、他人と交流を持たないようになる病気」という誤解が非常に多く、
それを誤解と知らずに自閉症の代表例として取り上げている専門家さえいるのが現状です。
 

自閉症の本質

自閉症の本質は、他人と交流を持つか持たないかということではなく、
その交流の仕方質的な部分にあります。
 
というのも、知的障害を伴わない「高機能自閉症」や「アスペルガー障害」の場合、
「自閉」という言葉の持つイメージとは対照的に活発で、社交的とさえ思われることがあるからです。
ところがそれは質的な異常不器用さとして表れ、コミュニケーションに大きな障害をもたらしています。
 
「コミュニケーションの障害」という大変デリケートな障害が自閉症の本質の一つです。
 

当事者

自閉症については当事者が誰よりもよく知っています。
生活上のどのようなことに問題があるのか、何に対して不自由や不便を感じているのか、
自閉症の当人が最もよく知っているのです。
 
しかし前述の「コミュニケーションの障害」という制約を受けるために、
当事者が他の人に自分の様子を伝えようとしても的確に伝わりにくいということが最大の問題です。
 
自分のことを話そうとしても「独り言」のように見られたり、
悪ふざけ」や「人をばかにしている」と受け取られたりしてしまいます。
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